クリアレインのアトリエ

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【2Pick実戦解説】ネメシス 対 エルフ【BOS】

私が普段、何を考えながら対戦しているのかについて、各ターンごとに詳細に解説していきます。各ターンごとの最初に盤面の画像を載せているので、自分だったらどうプレイするのかを考えながら読んでもらえたらなと思います。今回は、「ネメシス 対 エルフ」の実戦解説をしていきます。

 

デッキ内容

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試合内容

4ターン目

【ここまでの動き】

相手1t:「パス」

自分1t:「古代の自動機械」

相手2t:「ルリア」

自分2t:「フラワードール」

相手3t:「マイコニド」

自分3t:「パペットルーム」

相手4t:「炎精の森」+「ロ―アイン」

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ここでは、まず「オケアノス」進化で「マイコニド」を処理します。理由は、「ロ―アイン」を処理してしまうとこちらが「アルテア」を持っていないことが透けてしまうからです。また、「エルダーウィードマン」のことも考えると基本的にはエルフフォロワーを処理した方がいいです。

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次に「操り人形」を使って「ロ―アイン」を処理するかについてですが、この場合は温存した方が良いです。2/2に対して「操り人形」を2枚消費するのは非常にもったいなく、また「オートマタソルジャー」を持っているため、処理するメリットよりも温存するメリットの方が大きいです。

5ターン目

f:id:clearrain:20180822010357p:plain 相手5t:「ヴィーナス」

選択肢はいくつかありますが、「操り人形」2枚で「ヴィーナス」を処理し、「オートマタソルジャー」進化で「ロ―アイン」を処理して盤面を強くする手が良さそうです。そして、「炎精の森」の効果と「エルセム」で6/3の「オートマタソルジャー」が処理されないように、守護が付与されている「操り人形」を場に出します。

6ターン目

f:id:clearrain:20180822010442p:plain 相手6t:「メーテラ」+「フェアリー」2枚+収穫祭

相手が6tで最後の進化権を使ってくれたので、ここからはデッキに入っている「プロトバハムート」か「バジリス」で逆転を狙うプランで進めていきます。そのため、安易に最後の進化権を使ってはいけません。ここでは「メーテラ」を処理する方法が3種類ありますが、「慈悲無き激流」で処理し、「ハッピーピッグ」をプレイします。

理由は、単純に4コストフォロワーに対して5コスト以上のスペルで処理するのはディスアドであるのと、こちらの盤面にフォロワーがいれば後々の処理が楽になるからです。また、「妖精の調べ」や盤面相打ちなどをケアして「操り人形」2枚で「フェアリー」2枚を処理します。

7ターン目

f:id:clearrain:20180822010527p:plain 相手7t:「純心の歌い手」+「スーテラ」

この局面では、手なりで「熊人形の少女」+「天界の尖兵」をプレイします。処理の仕方はいくつかありますが、先ほどの理由から「天界の尖兵」には進化を切りません。また、「スーテラ」を処理するのに「ハッピーピッグ」と「操り人形」をぶつけるのは少し損なため、「操り人形」温存で「スーテラ」を無視して「純心の歌い手」を処理します。

8ターン目

f:id:clearrain:20180822010702p:plain 相手8t:「エルセム」+「百錬のアーチャー」+「新緑の加護」+「妖精の大あくび」

ここで待望の「バジリス」を引いてきましたが最大バリューで使いたいため、ここでは温存し、「天威の剣士」→「ハッピーピッグ」で「百錬のアーチャー」と相打ちします。先に盤面に干渉できないフォロワーをプレイし、盤面に干渉できるカードを温存することで、後々の相手の盤面に対して柔軟に対応することができます。

9ターン目

f:id:clearrain:20180822010746p:plain 相手9t:「イピリア」+「豪快な斧使い」

ここではまず「異界転送」をプレイし、引いてきたカードによってプレイの指針を決めます。(デッキには、「ミスティック」(2枚)、レディアント(1枚)、プライム(1枚))実戦では「プライム」を持ってきたため、「パペットルーム」をプレイしました。「ミスティック」を持ってきた場合は、デッキを回す+「イピリア」の体力を「バジリス」圏内にするために「ミスティック」をプレイします。

10ターン目

f:id:clearrain:20180822010836p:plain 相手10t:「森の哲学者」+「ラカム」+「フィト」

このターンがこの試合のターニングポイントになります。「バジリス」進化で相手の盤面を一掃する手が見えますが、次の相手のターンに横展開されると少し形勢が怪しくなります。そのため、ここでも「バジリス」を温存し、「プライム」+「熾天使の剣」+「操り人形」3枚で「森の哲学者」以外のフォロワーを処理します。

11ターン目

f:id:clearrain:20180822011125p:plain 相手11t:「エルフジェネラル」+「フェアリー」+「リーフマン」

ここでようやく「バジリス」を最大バリューで使うことができ、次のターンに勝ちとなりました。

f:id:clearrain:20180822011031p:plain ※最終図

まとめ

この対戦では、相手が2ターン目からコストを1つも余らさずテンポよくプレイしていたこともあり、終始相手の攻めを受ける展開が続きました。そのような展開では、今回のように「バジリス」や「操り人形」などの処理札をどのタイミングでプレイするのかが非常に重要になります。受ける展開が続くと早く相手の盤面を処理したいという気持ちから処理札を早々に切りたくなりますが、そうしてしまうと後々の相手の盤面に干渉する手段が少なくなってしまいます。

そのため、多少苦しくても安易に処理札を切らず、ギリギリまで相手の攻めを引き付けてから一番刺さる局面で使うことができれば、劣勢をひっくり返すことができます。