【麻雀】4面子1雀頭をつくるコツとは?練習法を解説!!【中編】
前編では、順子やリャンメンターツのつくり方などについて解説しました。中編である今回は、実際に牌を使った練習法について解説していきます。
4枚麻雀で1面子1雀頭をつくる
いきなり13枚の牌を使って4面子1雀頭をつくるのは難しいです。最初は4枚の牌を使って1面子1雀頭をつくる練習をしましょう。その練習をするのにおすすめのサイトは、オンライン対戦麻雀「天鳳(テンホウ)」です。
一番上の手牌で4枚麻雀の練習ができます。
4枚麻雀のポイント
1面子1雀頭をつくる上で大事なことは、ターツをつくることです。上の手牌のようにターツが2つある1シャンテンの場合、どちらかのターツが順子になればタンキ待ちになり、どちらかのターツが雀頭になれば残った方のターツが待ちになります。前編でも述べましたが、ターツをつくるために手牌に残す孤立牌の優先順位は、以下の通りです。
- 「3~7」>「2・8」>「1・9」>字牌
まずは、この優先順位のもと、ターツをつくることに専念しましょう。テンパイしたら、画面左上にある「新規」を押して、新しい手牌でまたテンパイ目指すといった反復練習をするのがおすすめです。
7枚麻雀で2面子1雀頭をつくる
4枚麻雀に慣れてきたら次は7枚麻雀で2面子1雀頭をつくる練習をしましょう。先ほどのサイトの上から2番目の手牌で7枚麻雀の練習ができます。
7枚麻雀のポイント
7枚麻雀では、同じ優先順位の孤立牌が複数枚あるケースが増えます。上の手牌では、「一、⑨、1」の孤立牌があります。このような場合、他の手牌の構成によって捨てる牌を決めます。
結論から言うと、この手牌の残すべき孤立牌の優先順位は、「1>⑨>一」です。「1」の価値が高い理由は、「3」がきたときに「135」という形になり、「2」か「4」がくれば順子になるからです。ちなみに、このような3枚でカンチャンターツを2つ構成しているものをリャンカンといいます。
次に「一」の価値が低い理由は、「一」の内側のスジにあたる「四」を持っているからです。「一」が含まれる順子は、「一二三」のみです。つまり、「一」を順子にするには「二三」が必要になります。仮に「二三」と持っている場合、「一」だけでなく「四」でも順子になります。このことから、「一」でつくれる順子は「四」でもつくれることがわかります。
このように、孤立している端牌(1・9)は、内側の孤立したスジ牌を持っている場合、価値が極めて低くなります。
10枚麻雀で3面子1雀頭をつくる
7枚麻雀に慣れてきたら次は10枚麻雀で3面子1雀頭をつくる練習をしましょう。先ほどのサイトの上から3番目の手牌で10枚麻雀の練習ができます。
10枚麻雀のポイント
10枚麻雀では、残すターツを選択するケースが増えます。上の手牌では孤立牌がなく、どこかのターツを外していきます。残すターツの優先順位は以下の通りです。
- リャンメン(「34」・「⑤⑥」)>リャンカン(「三五七」)>カンチャン(「79」)>ペンチャン(「①②」)
ここでは優先順位の一番低い「①②」のペンチャンターツを外します。
そして、少し手が進んで上の手牌になりました。ここでも残すターツの選択をします。候補は、「五七」か「79」のカンチャンターツですが、ここでは「五七」を残し、「79」を外すのが良いです。理由として、「五七」はリャンメンへの手替わりが「四」と「八」の2種類なのに対し、「79」はリャンメンへの手替わりが「6」の1種類のみだからです。
まとめ
- 順子をつくるには、ターツをつくることを意識する
- 孤立している端牌は、内側の孤立したスジ牌を持っていると価値が極めて低くなる
- リャンメン>リャンカン>カンチャン>ペンチャン
以上、実際に牌を使った練習法についてでした。4→7→10枚麻雀と1歩ずつ段階を踏んでいくことで面子や雀頭をつくる感覚が養われます。
順子をつくるには、ターツをつくることを意識します。そして今回の内容で特に覚えていただきたいのは、孤立している端牌は、内側の孤立したスジ牌を持っていると価値が極めて低くなることです。「1」ならば「4」、「9」ならば「6」を持っているとき、その端牌は順子をつくる上で字牌の次に価値の低い牌になります。
10枚麻雀以上になると、残すターツを選択するケースが増えます。そのような場合は、上記の優先順位のもと、順子になりやすいターツを残すようにしましょう。