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【麻雀】役とは?5つの基本役をわかりやすく解説!!

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「【麻雀】あがりの形とは?あがりには「ツモ」と「ロン」がある!!」では、あがりの形について解説しました。しかし、実はあがりの形をつくるだけではあがることはできません。それに加えて、をつける必要があります。

 

役(手役)とは

役(手役)とは、あがりの形になっている手牌に法則性があるときにつきます。役は翻(ハン)という単位で表され、あがるときは最低でも1翻をつけなければいけません。翻数は、手牌の見た目の美しさに比例して増えていきます。

一般的な麻雀のルールに採用されている役は、およそ40種類あります。今回はその中でも一番初めに覚えておきたい5つの基本役について解説していきます。

5つの基本役

門前清自摸(メンゼンツモ) 門前:1翻 鳴き:━

  • 門前(メンゼン)の状態でツモあがる

メンゼンとは、自分のツモ牌のみであがりに向かっている状態のことです。別の記事で解説しますが、相手の力を借りることを「鳴き(鳴く)」といいます。

門前清自摸(メンゼンツモ)とは、その名の通り、メンゼンの状態でツモあがったときにつく役です。略してツモと呼ばれることが多いです。

立直(リーチ) 門前:1翻 鳴き:━

  • メンゼンの状態である
  • テンパイしているときに、リーチと宣言する

メンゼンでテンパイしているときに、場に1000点を出し、リーチと宣言することで役がつきます。この1000点のことをリーチ棒といい、その局以降に最初にあがったプレイヤーがもらえます。また通常、牌は縦向きで捨てますが、リーチをかけるときは横向きにして捨てます。

断么九(タンヤオ) 門前:1翻 鳴き:1翻

  • 「2~8」の数牌のみで構成されている

「么九」を断つと書いて「断么九」(タンヤオ)と読みます。麻雀牌には、么九牌(ヤオチュウハイ)という種類があります。ヤオチュウ牌とは、「1・9・字牌」のことです。

つまり、その么九を断つ、「2~8」の数牌のみを使ってあがったときに役がつきます。ちなみに、この「2~8」の数牌のことを中張牌(チュンチャンパイ)といいます。

  • ヤオチュウ牌:「1・9・字牌」の総称
  • 中張牌:「2~8」の数牌の総称

翻牌(ファンパイ)または役牌(ヤクハイ) 門前:1翻 鳴き:1翻

  • 翻牌(役牌)を刻子(コーツ)にする

翻牌とは、三元牌(サンゲンパイ)・場風牌(バカゼハイ)・自風牌(ジカゼハイ)のことです。

三元牌とは、「白・發・中」のことです。

風牌とは

風牌とは、場風と同じ風牌のことです。 半荘(ハンチャン:1試合のこと)には、前半戦と後半戦があります。この前半戦のことを東場(トンバ)、後半戦のことを南場(ナンバ)といいます。東場では東が場風となり、南場では南が場風となります。

風牌とは

風牌とは、その局(1ゲームのこと)における自分の風牌のことです。 麻雀は1局1局を戦う中で、各プレイヤーは東家(トンチャ)・南家(ナンチャ)・西家(シャーチャ)・北家(ペーチャ)に分かれます。

東家の自風は東、南家の自風は南、西家の自風は西、北家の自風は北となります。自風は場風とは違い、基本的に1局1局ごとに変わっていきます。

  • 「東場の南家」の翻牌:東・南・白・發・中
  • 「南場の北家」の翻牌:南・北・白・發・中

ダブ東・ダブ南

東場の東家や南場の南家など、場風と自風が被っている場合は、その牌を刻子にしてあがると2翻つきます。このことを「ダブ東」「ダブ南」といいます。

平和(ピンフ) 門前:1翻 鳴き:━

  • メンゼンの状態である
  • 面子が全て順子である
  • 雀頭が翻牌ではない
  • リャンメン待ちである

ピンフは麻雀役の中で条件が一番複雑な役です。しかし、麻雀で一番基本となる役です。

条件は、メンゼンの状態で面子はすべて順子であり、雀頭は翻牌以外にする必要があります。例えば、東場の北家なら、「東・北・白・發・中」以外の雀頭なら大丈夫です。そして、必ずリャンメン待ちであることが条件です。

ここまで、5つの基本役について解説しました。次に役ではありませんが、翻数の増加に関係があるドラについて解説します。

ドラとは

ドラとは、あがったときに持っているだけで翻数が増える牌のことです。局の開始時にドラ表示牌がめくられ、その牌の次にあたる牌がドラとなります。

「九・北・中」など、その種類の最後の牌が表示された場合は、最初の牌がドラとなります。

また、リーチをしてあがった場合、あがったプレイヤーがドラ表示牌の下にある牌をめくります。これを裏ドラ表示牌といい、その裏ドラが手牌にある場合はその数だけ翻数が増えます。

※ドラはあがったときの懸賞牌であり、役ではない。そのため、ドラを持っていても役がなければあがることはできない。

まとめ

  • 麻雀の基本役は、メンゼンツモ、リーチ、タンヤオ、翻牌、ピンフの5つ
  • ドラはあがったときに持っているだけで点数がアップする

以上、一番初めに覚えておきたい5つの基本役についてでした。その中でも、「ピンフ」は条件が複数あるため、最初は覚えるのに苦労します。しかし、この役は麻雀で最も基本となる役なので、早めに条件を覚えておきましょう!また役ではありませんが、ドラはあがったときに持っているだけで翻数が増えます。ドラの扱い方については、初~中級者編で詳しく解説していきます。