クリアレインのアトリエ

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【ネット麻雀】ゲームの進行をわかりやすく解説!!

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今回は、麻雀のゲームの進行を解説していきます。麻雀には、実際に牌を使って遊ぶ「リアル麻雀」と、パソコンやスマホなどの端末を使ってオンラインで遊ぶ「ネット麻雀」の2種類があります。ゲームの進行を覚えるにあたって、リアル麻雀はネット麻雀に比べて覚えることが多いです。そのため、今回は比較的に覚えやすい「ネット麻雀のゲームの進行」について解説していきます。

 

半荘(ハンチャン)と局(キョク)

麻雀では、1試合のことを半荘といいます。そして、その中で行われる1つ1つのゲームのことをといいます。

半荘の流れ

「【麻雀】基本役の次に覚えておきたい10種類の役をわかりやすく解説!!」で触れましたが、半荘は東場(トンバ)南場(ナンバ)に分かれています。東場は前半戦、南場は後半戦のことです。半荘は、東一局→東二局→東三局→東四局→南一局→南二局→南三局→南四局という順に進行していきます。それぞれの局で点数のやり取りをし、半荘が終わったときに持っている点数に応じて順位がつけられます。

局の流れ

麻雀は、親1人と子3人に分かれてゲームを行います。局の開始時に各プレイヤーには「東家(トンチャ)」・「南家(ナンチャ)」・「西家(シャーチャ)」・「北家(ペーチャ)」のいずれかが割り当てられます。親は東家のプレイヤーです。その東家を基準に反時計回りに南家・西家・北家が割り当てられます。基本的に1局が終わるごとに親は右隣りのプレイヤーへと移っていきます。4人はそれぞれ東場と南場で1回ずつ、合計で2回、親になります。

親と子の違い

親と子の相違点は以下の2つです。

  • 親があがったときの点数は子の1.5倍
  • 相手にツモられたときの親の支払いは子の2倍

親は、あがったときにもらう点数と相手にツモられたときに支払う点数が子と違います。例えば、子であれば1000点のあがりが、親であればその1.5倍の1500点になります。また、子に4000点のツモあがりをされた場合は、親はその半分の2000点を支払い、2人の子はその半分の1000点ずつを支払います。

連荘(レンチャン)とは

通常、局が終わるごとに親は右隣りのプレイヤーへと移っていきます。しかし、ある条件を満たすことで親が続きます。これを連荘(レンチャン)といいます。

【連荘の条件】

  • 親のときにあがる
  • 親のときの流局(リュウキョク)時にテンパイしている

親のときにあがるか、流局時にテンパイしていると連荘できます。

流局(リュウキョク)とは

流局とは、誰もあがることなくその局が終了することです。そのときも点数のやり取りが発生します。流局したときにテンパイしているプレイヤーは手牌を開示し、ノーテン(テンパイしていないこと)のプレイヤーは手牌を伏せます。そして、ノーテンのプレイヤーはテンパイしているプレイヤーに対して点数を支払います。これをノーテン罰符(バップ)といいます。

【流局したときの点数のやりとり】

本場(ホンバ)とは

本場とは、「親の連荘数+親がノーテンのときの流局数」のことです。親が連荘するか、ノーテンで流局したときに本場が増えていきます。数え方は、1本場、2本場、3本場・・・です。本場は、子があがったら0に戻ります。

例えば、東一局で親が連荘した場合は、次の局は東一局1本場となります。その局で親がノーテンで流局した場合は、次の局は東二局2本場となります。その局で子があがった場合は、本場は0に戻るので、次の局は東三局0本場となります。

この本場は、1つずつ増えていくごとにあがったときにもらえる点数が+300ずつ上乗せされます。ツモあがりの場合、あがったプレイヤーは、「あがり点数+300点×本場数」をもらえます。点数を支払う3人のプレイヤーは、「支払い点数+100点×本場数」を支払います。

ロンあがりの場合、あがったプレイヤーは、「あがり点数+300点×本場数」をもらえます。ロンされたプレイヤーは、「支払い点数+300点×本場数」を支払います。

1局の流れ

それでは、1局の流れについて解説していきます。

  1. 各プレイヤーに牌が配られる(親:14枚、子:13枚)
  2. 東家(親)が牌を1枚捨てる
  3. 南家が牌を1枚ツモり、手牌の中から牌を1枚捨てる
  4. 西家が牌を1枚ツモり、手牌の中から牌を1枚捨てる
  5. 北家が牌を1枚ツモり、手牌の中から牌を1枚捨てる
  6. 東家が牌を1枚ツモり、手牌の中から牌を1枚捨てる

以降、③~⑥の繰り返し

麻雀は1局の開始時に牌が親に14枚、子に13枚配られます。その後、東家(親)が牌を1枚捨て、続いて南家が牌を1枚ツモり、手牌の中から牌を1枚捨てます。南家の順番が終わったら西家、西家の順番が終わったら北家、北家の順番が終わったら東家というふうに、反時計回りに順番が移っていきます。この繰り返しの中で、あがりの形をつくっていきます。

1局を戦う中で覚えておきたい用語

以下の画像の中には、それぞれの場所に名称がついています。

【各部の名称と解説】

  1. 手牌(テハイ):各プレイヤーが持っている牌
  2. 牌山(ハイヤマ):牌をツモる場所
  3. 河(カワ):牌を捨てる場所
  4. 王牌(ワンパイ):最後の2段7列(14枚)の牌
  5. ドラ表示牌:ドラを示す牌
  6. 嶺上牌(リンシャンハイ):カンをしたときのツモ牌
  7. 海底牌(ハイテイハイ):最後のツモ牌

①手牌

今までの記事でも解説してきましたが、各プレイヤーが持っている牌のことを手牌といいます。

②牌山(ハイヤマ)

牌をツモってくる場所のことを牌山といいます。略して、と呼ばれることが多いです。プレイヤーの流れは反時計回りですが、ツモ牌の流れは時計回りです。

③河(カワ)

牌を捨てる場所のことを河(カワ)といいます。一般的には、捨て牌と呼ばれることが多いです。捨て牌をは1列6枚ずつです。7枚目からは2列目、13枚目からは3列目へ捨てます。

④王牌(ワンパイ)、⑤ドラ表示牌、⑥嶺上牌

最後の14枚の牌のことを王牌(ワンパイ)といいます。麻雀は、最後の14枚の牌を必ず残す決まりがあります。その王牌の中には、ドラを示すドラ表示牌やカンをしたときのツモ牌である嶺上牌(王牌の一番左の上段の牌)が含まれています。

【カンが1局に4回までの理由】

「【麻雀】鳴きとは?チー・ポン・カンをわかりやすく解説!!」で、カンは1局に4人合わせて4回までしかできないと解説しました。その理由は、ドラ表示牌は必ず王牌の左から3番目の上段なので、1局にカンを4回すると嶺上牌がなくなるからです。

⑦海底牌(ハイテイハイ)

最後のツモ牌のことを海底牌といいます。通常の海底牌は、王牌1つ前の下段の牌です。

【カンが入った場合の海底牌】 カンが1回入った場合、嶺上牌から牌をツモるため、王牌が13枚になります。麻雀は、必ず最後の14枚の牌を残さなければいけないので、海底牌は通常の1つ前の牌となります。カンが入るたびに海底牌は1つずつ前へとずれていきます。

※海底牌をツモってきた直後にカンをすることはできない

まとめ

  • 半荘は東一局から始まり、南四局で終わる
  • 麻雀は、親1人(東家)と子3人(南家・西家・北家)に分かれる
  • 親の権利や牌をツモる切るの順番は、反時計回りに移る

以上、ネット麻雀のゲームの進行についてでした。麻雀は、東一局から南四局までの戦いの中で点数のやり取りをします。1局1局は、親1人(東家)と子3人(南家・西家・北家)に分かれて行います。そして、親の権利やツモる切るなどの順番は、反時計回りに移っていきます。

これらに加え、今回解説した連荘や流局、本場などの意味を理解することで、ネット麻雀ができるようになります。最後に解説した「1局を戦う中で覚えておきたい用語」は、リアル麻雀では所作を覚える際によく登場する用語ですので、ぜひこの機会に覚えていただければと思います。