【麻雀】11種類の偶然役&レアな役をわかりやすく解説!!
以下の記事で解説した役は、すべて自分の意思によってつくることができました。
atelier-clearrain.hatenablog.com
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今回は、自分が意図せずに偶然できてしまう役(偶然役)や、めったに見ることができないレアな役について解説していきます。
偶然役
一発(イッパツ) 門前:1翻 鳴き:━
- リーチをしてから1巡内にあがる
リーチをしてから1巡内にあがると、一発(イッパツ)という役がつきます。リーチ後の1巡内に相手の鳴きが入った場合は、一発は消えます。また、リーチ後の最初のツモ牌で暗槓(アンカン)をして、嶺上牌(リンシャンハイ)であがった場合は、一発はつきません。
嶺上開花(リンシャンカイホウ) 門前:1翻 鳴き:1翻
- 嶺上牌であがる
カンをして嶺上牌であがった場合、嶺上開花(リンシャンカイホウ)という役がつきます。
槍槓(チャンカン) 門前:1翻 鳴き:1翻
- 相手の小明槓(加カン)した牌が自分のあがり牌である
相手の小明槓(加カン)した牌が自分のあがり牌であれば、槍槓(チャンカン)という役がつきます。相手が捨てた牌だけでなく、小明槓(加カン)した牌もロンできます。
※カンが成立する前にあがりが発生するため、カンドラは増えない
海底摸月(ハイテイラオユエ) 門前:1翻 鳴き:1翻
- 海底牌でツモあがりをする
その局の最後のツモ牌のことを海底牌(ハイテイハイ)といいます。その海底牌でツモあがりをした場合、海底摸月(ハイテイラオユエ)という役がつきます。略して「ハイテイ」と呼ばれることが多いです。
河底撈魚(ホウテイラオユイ) 門前:1翻 鳴き:1翻
- 海底牌でロンあがりをする
海底牌でロンあがりをした場合、河底撈魚(ホウテイラオユイ)という役がつきます。略して「ホウテイ」と呼ばれることが多いです。
レアな役
三色同刻(サンショクドウコウ) 門前:2翻 鳴き:2翻
- マンズ、ピンズ、ソウズの3種類で同じ数字の刻子をつくる
マンズ・ピンズ・ソウズの3色で同じ数字の刻子をつくると、三色同刻(サンショクドウコウ)という役がつきます。三色同順は同じ並びの順子をつくりますが、この役は同じ数字の刻子をつくります。刻子は順子に比べてつくるのが難しいため、なかなか見ることができない役です。
混老頭(ホンロートウ) 門前:2翻 鳴き:2翻
- ヤオチュウ牌(1・9・字牌)のみで構成されている
ヤオチュウ牌のみで構成されていると、混老頭(ホンロートウ)という役がつきます。つまり、順子をつくることができません。そのため、この役をあがった場合、必然的に「トイトイ」か「七対子」が複合します。
小三元(ショウサンゲン) 門前:2翻 鳴き:2翻
「白・發・中」のうち、2種類を刻子にし、残りの1種類を雀頭にすると、小三元(ショウサンゲン)という役がつきます。この役をあがった場合、役牌を少なくても2つは刻子にしているため、最低でも4翻は保証されます。
ダブル立直(ダブルリーチ) 門前:2翻 鳴き:━
- 1巡目でリーチをする
1巡目でリーチをすると、ダブル立直(リーチ)という役がつきます。この役は自分の意思に関係なく、運によってつくられます。
※1巡目で自分がツモる前に相手の鳴きが入った場合は、ダブル立直はつかない。
三槓子(サンカンツ) 門前:2翻 鳴き:2翻
- 槓子(カンツ:同じ牌を4枚そろえた面子)を3組つくる
槓子を3組つくると、三槓子(サンカンツ)という役がつきます。この役は、今回解説している役の中で、一番難易度が高い役です。なぜなら、そもそも槓子を1組つくること自体が難しいからです。それを3組もつくる必要があるため、完成させるのに非常に苦労します。
二盃口(リャンペーコー) 門前:3翻 鳴き:━
- メンゼンの状態である
- イーペーコーを2組つくる
メンゼンの状態でイーペーコーを2組つくると、二盃口(リャンペーコー)という役がつきます。イーペーコーと同じく、鳴いてつくることはできません。また、チートイツと複合しません。
まとめ
以上、実戦でめったに見れない11種類の偶然役&レアな役についてでした。麻雀は配牌をもらったときに、以前までに解説した計15種類の役の中から狙う役をいくつかに絞ります。
今回解説した11種類の役は、配牌をもらった段階で狙うのは難しいです。手牌を進める中で、狙えそうなら狙うといったスタンスを持つことが大事になります。