【2Pick攻略】マリガンのコツとは!!
今回は「マリガン」についての解説を行っていきます。マリガンとは、ゲーム開始時に行う手札交換のことを指します。マリガンはゲームの勝敗に大きく関わってくる要素であるため、どのカードをキープしどのカードを交換するのかの基準について画像を用いながら解説していきます。
マリガンの判断材料
コスト
マリガンの基準として、一番重要視する点は「コスト」です。序盤からPP通りにプレイすることで対戦を有利に進めることができます。そのため、事故を減らすために低コストをキープし、高コストを交換することがマリガンの基本となります。
2コストフォロワーの確保
その中でも特に意識することは、2コストフォロワーを確保することです。2ターン目に2コストフォロワーをプレイすることにより、相手に主導権を渡さず、あわよくばこちらが主導権を握ることができます。
また、低コストでも「1コスト」や「2コスト攻撃力1体力2」などのフォロワーは基本的には交換します。これらのフォロワーは相手の2コストフォロワーに有利トレードされる可能性が高く、アドバンテージを取られてしまいます。
※後攻時のマリガン
上の画像では、2コストフォロワーがあり、3・5ターン目に強い動きをすることができるため、全てキープします。
先攻・後攻
自分が先攻なのか後攻なのかでマリガンが大きく変わってきます。カードによっては、先攻時は強いが後攻時は弱い、もしくは先攻時は弱いが後攻時は強いなど、先後で強さが異なることがあります。以下にその具体例を載せます。
先攻時は低コストの除去スペルは交換する(2コストフォロワーがない場合)
2Pickはお互いに1ターン目は何もプレイしないことが多いため、先攻2ターン目は盤面が空の状態でプレイすることになります。その時に2コストの除去スペルが手札にあったとしてもプレイすることはできません。そのため、先攻時のマリガンの際に2コストフォロワーがない場合は、低コストスペルは交換した方が良いです。
※先攻時のマリガン
上の画像では、先攻時のマリガンであり2コストフォロワーがないため、全てのカードを交換します。(「血の取引」はドローソースであり先攻2ターン目でもプレイすることはできますが、その場合相手に盤面を作られてしまいテンポを取られてしまうため交換します。)もし後攻時のマリガンであれば、「群れなす飢餓」をキープするのもありです。
先後で強さが異なるフォロワー
2Pickでは、先攻・後攻によって強さが異なるフォロワーが相当数います。例えば、「守護を持たないフォロワーを攻撃することができない」という効果を持つフォロワー(「よろめく不死者」や「闇の従者」など)は、自分からフォロワーを展開することができる先攻時では強いですが、受けの展開が多い後攻時では弱くなります。
また、4コストの進化時効果を持つフォロワー(「ゴブリンブレイカー・ティナ」や「ライトニングランサー」など)は、4ターン目から進化ができる後攻時では強いですが、そうではない先攻時では、後攻時ほどの強さは発揮しないです。
※先攻時のマリガン
上の画像では、先後でマリガンが変わります。「自分の他のフォロワーが攻撃した時に攻撃可能となる」という効果を持つ「ラプンツェル」は、4ターン目から進化ができる後攻時では、3ターン目にプレイし4ターン目に攻撃することできるため、キープします。
しかし、4ターン目に進化ができない先攻時では、3ターン目にプレイしても4ターン目に攻撃できないことが多いため、基本的には交換します。(例外として、低コストの「突進」や「疾走」などの効果を持つフォロワーがマリガン時にある場合は、先攻時でも「ラプンツェル」をキープします。)
フォロワーのスタッツや効果
フォロワーのスタッツや効果などもマリガンで非常に重要な要素になります。最初に「マリガンで一番重要視する点はコストである」と述べましたが、「コスト」よりも「フォロワーのスタッツや効果」を優先することがあります。以下にその例を2つ紹介します。
※先攻時のマリガン
上の画像では、2・3・4コストと揃っているため、一見すると何も交換しなくてもよさそうに見えます。しかし、「均衡の大梟」は2Pickでは効果を持たない標準スタッツのないフォロワーであるため、基本的には交換します。
そして、「人狼の群れ長」は先攻3ターン目でプレイするよりも中盤~終盤にプレイしたいカードです。そのため、デッキ内容次第でキープするか交換するかの判断をします。(デッキに強い3コストフォロワーがある程度入っていれば交換する、3コストフォロワーの数が少なければキープするなど)
※後攻時のマリガン
上の画像では、2コストがないため通常であれば全てのカードを交換します。しかし、「覇食帝・カイザ」は序盤にプレイするだけで大きなアドバンテージを得ることができるため、2コストのカードがなくても基本的にはキープします。
デッキ内容・相手のクラス
前述でも少し触れましたが、デッキの内容次第でマリガンが変わることもあります。例えば、デッキに高コストのカードが多く入っていれば、低コストのカードを探しに行くマリガンを行います。反対に低コストのカードが多く入っており、デッキ全体のカードパワーが低ければ、中~高コストの強力な効果を持つカードを探しに行くマリガンを行います。
また、対戦相手の使用するクラスによってもマリガンが変わることもあります。例えば、序盤からフォロワーを展開して攻めてくるロイヤルとの対戦では、その攻めをしっかりと受け切れるように低コストのカードを探しに行くマリガンを行います。
※後攻時のマリガン
上の画像では、「昏き底より出でる者」は高コストであるため通常は交換します。しかし、デッキ内容(下の画像参照)を見ると、中コスト帯にパワーカードが少ないため、終盤までもつれる可能性が高く、対戦相手の使用クラスがヴァンパイアということで、自傷により「昏き底より出でる者」のリーサル圏内に入りやすいことも考慮してキープするのもありです。
コンボ・シナジー
低コストのコンボやシナジーがあるカードたちがマリガン時にある場合には、基本的にはそれらをキープします。
※後攻時のマリガン
上の画像では、マリガン時に土の秘術効果を持つ「天輪のゴーレム」と土の魔片を出す効果を持つ「聖法の教師・フロウ」があります。3・4ターン目にこれらのカードをプレイすることにより、1ターンに2体以上の相手フォロワーを処理することができるため、現時点で2コストのカードはありませんが、この2枚をキープします。
まとめ
以上、マリガンのコツについてでした。マリガンは1つ1つの要素では判断せず、このページで紹介したさまざまな要素をすべて加味した上で行います。しっかりとしたマリガンの仕方を身に付けることにより、手札事故を減らせることはもちろんのこと序盤から安定した動きをすることができ、その結果勝率を上げることができます。