クリアレインのアトリエ

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【麻雀】待ちの形とは?5つの基本的な待ちと多面待ちをわかりやすく解説!!

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「【麻雀】あがりの形とは?あがりには「ツモ」と「ロン」がある!!」では、牌をツモる切るを繰り返す中で、必要な牌があと1枚くれば、あがりの形になる状態のことをテンパイであると解説しました。

基本的なテンパイの形は、5つあります。テンパイしたときに、あがりに必要なあと1枚の牌をどのような形で待っているのかによって、種類が分けられます。今回は、その待ちの形について解説していきます。

 

5つの基本的な待ちの形

基本的な待ちの形は、次の5つです。

【基本的な待ちの形】

  • 両面(リャンメン)待ち
  • 嵌張(カンチャン)待ち
  • 辺張(ペンチャン)待ち
  • 双碰(シャンポン・シャボ)待ち
  • 単騎(タンキ)待ち

それぞれの待ちの特徴について、見ていきましょう。

両面(リャンメン)待ち

リャンメン待ちとは、連続した2枚の数牌の両側で待つことです。上の手牌では、「二三」の両側である「一」か「四」であがれます。「一」ならば「一二三」の順子(シュンツ)ができ、「四」ならば「二三四」の順子ができます。

嵌張(カンチャン)待ち

カンチャン待ちとは、2枚の数牌の間で待つことです。上の手牌では、「一三」の間である「二」であがれます。

辺張(ペンチャン)待ち

ペンチャン待ちとは、連続した2枚の数牌の片側で待つことです。上の手牌では、「一二」の片側である「三」であがれます。ペンチャン待ちは、「12」の「3」待ちと、「89」の「7」待ちの2種類のみです。

搭子(ターツ)とは

上記で解説した「二三」や「一三」、「一二」のような、あと1枚で順子になる2枚の組み合わせのことを搭子(ターツ)といいます。ターツの種類は、リャンメン・カンチャン・ペンチャンの3種類です。

双碰(シャンポン・シャボ)待ち

シャンポン(シャボ)待ちとは、2つの対子(トイツ)で待つことです。トイツとは、あと1枚同じ牌がきたら刻子(コーツ)になる2枚の組み合わせのことです。トイツは雀頭(ジャントウ)としても使えます。

上の手牌では、トイツで持っている「二」か「4」であがれます。「二」ならば「二二二」の刻子と「44」の雀頭、「4」ならば「444」の刻子と「二二」の雀頭ができます。

単騎(タンキ)待ち

タンキ待ちとは、4つの面子(面子)が完成しており、雀頭で待つことです。上の手牌では、「一」であがれます。

以上、5つの基本的な待ちの形でした。次に、これらの形が組み合わさった多面待ちについて解説します。

多面待ち

多面待ちは、5つの基本的な待ちの組み合わせによってできます。今回は、実戦でよく登場する6つの多面待ちを紹介します。

タンキ待ち+タンキ待ち

「①②③」+「④」でみると「④」のタンキ待ちとなり、「②③④」+「①」でみると「①」のタンキ待ちとなります。そのため、この手牌は「①④」待ちとなります。このように、タンキ待ちが横に伸びている状態のことをノベタン待ちといいます。

タンキ待ち+リャンメン待ち

「⑤⑤⑤」+「⑥」」でみると「⑥」のタンキ待ちとなり、「⑤⑤」+「⑤⑥」でみると「④⑦」のリャンメン待ちとなります。そのため、この手牌は「④⑥⑦」待ちとなります。

タンキ待ち+カンチャン待ち

「②②②」+「④」でみると「④」のタンキ待ちとなり、「②②」+「②④」でみると「③」のカンチャン待ちとなります。そのため、この手牌は「③④」待ちとなります。

タンキ待ち+ペンチャン待ち

「⑧」+「⑨⑨⑨」でみると「⑧」のタンキ待ちとなり、「⑧⑨」+「⑨⑨」でみると「⑦」のペンチャン待ちとなります。そのため、この手牌は「⑦⑧」待ちとなります。

シャンポン待ち+リャンメン待ち

「③④⑤」+「③③77」でみると「③7」のシャンポン待ちとなり、「③③③77」+「④⑤」でみると「③⑥」のリャンメン待ちとなります。そのため、この手牌は「③⑥7」待ちとなります。

リャンメン待ち+リャンメン待ち

「②③④」+「⑤⑥」でみると「④⑦」のリャンメン待ちとなり、「④⑤⑥」+「②③」でみると「①④」のリャンメン待ちとなります。そのため、この手牌は「①④⑦」待ちとなります。ちなみに、このような3種類の牌で待つことを、三面待ち三面張(サンメンチャン)などといいます。

以上、実戦でよく登場する6つの多面待ちでした。最後に、リャンメン待ちと一緒に覚えておきたい「筋(スジ)」について解説します。

筋(スジ)

筋(スジ)とは、リャンメンターツの待ち牌のことです。基本のスジは6つあります。

6つの基本スジ

 以上が6つの基本スジです。リャンメン待ちの場合は、上記の呼び方にその数牌の種類の名前を足した呼び方をします。

例えば、「23」ならイース―ソウ待ち、「④⑤」ならサブローピン待ち、「六七」ならウーパーマン待ちなどといいます。これは、リャンメン待ち+リャンメン待ちの多面待ちにおいても同じです。

多面待ちのスジ

こちらも先ほどと同じく、「二三四五六」ならイース―チーマン待ち、「③④⑤⑥⑦」ならリャンウーパーピン待ち、「45678」ならサブローキュウソウ待ちなどといいます。

まとめ

  • 基本的な待ちの形は、リャンメン・カンチャン・ペンチャン・シャンポン・タンキの5つ
  • 多面待ちは基本的な待ちの形の組み合わせによってできる
  • スジとはリャンメンターツの待ち牌のことである

以上、待ちの形についてでした。麻雀の基本的な待ちの形は上記の5つです。そして、それらの待ちの組み合わせによって多面待ちができます。今回は実戦でよく登場する多面待ちを紹介しましたが、その他にも数多くの多面待ちが存在します。

しかし初心者のうちは、ここで紹介した6つの多面待ちを覚えるだけで十分です。複雑な多面待ちについては、中級者以降になってから覚えても遅くはありません。スジについては初~中級者編の記事でも登場するので、ここでその意味と種類をしっかりと覚えておきましょう!