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【麻雀】4面子1雀頭をつくるコツとは?13枚麻雀の考え方を解説!!【後編】

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中編では、実際に牌を使った練習法として、4・7・10枚麻雀とそれぞれで覚えておきたいポイントについて解説しました。後編である今回は、13枚麻雀の考え方について解説していきます。

atelier-clearrain.hatenablog.com

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13枚麻雀の考え方

おさらいですが、麻雀はゲーム開始時に13枚の牌が配られ、自分の順番になったら牌を1枚持ってきて、その後に手牌14枚の中から牌を1枚捨てます。このときの考え方として大事なのは、捨てる牌を消去法で決めることです。消去法で考えることにより、4面子1雀頭をつくるために必要・不必要な牌が明確になります。

では実際に14枚の牌を使って、その時その時にどのような考えのもと、捨てる牌を決めるのかについて解説していきます。

①孤立牌を整理する

配牌をもらったとき、まずは以下のことを確認・判断します。

  1. 孤立牌が何枚あるかを確認する
  2. その孤立牌の中から捨てる順番を決める

序盤は、順子になりづらい孤立牌を捨てていきます。上の手牌では、「一・9・北」の3枚の孤立牌があります。捨てる順番の決め方は、まず順子にならない字牌の「北」を最初に捨てます。次に「一・9」の比較ですが、今回はどちらにも内側のスジ牌を持っています。

このような場合は、他の要素で判断します。この手牌では、ソウズの一気通貫の可能性が少しあるため、「一」よりも「9」の方が若干価値が高くなります。そのため、孤立牌を捨てる順番は、「北・一・9」の順になります。

牌を捨てる順番を決めるメリットは、次にどの牌を捨てれば良いのか迷わなくなることです。次に捨てる牌の候補が2つある場合、仮に第一候補のそばの牌を持ってきたら、第二候補の牌を捨てるといった判断が瞬時にできます。

②不要な牌を見極める

孤立牌が整理され、形が整ってきました。ここでは、どの牌を捨てたら損が少ないのかについて考えます。

まず、順子の「123」とリャンメンターツの「⑦⑧・56」、雀頭候補の「④④」は選択肢から外します。そうすると「四・八・②・3」が候補に挙がります。次に、それぞれの牌を捨てることによる損について考えます。

「四」を捨てると「五」、「八」を捨てると「七」、「②」を捨てると「③」を引いたときに損になります。しかし、「3」を捨てた場合、特にこれといって損になる牌はありません。ですので、この手牌では「3」を捨てるのが良いでしょう。このように、どの牌を捨てたらどれだけ損になるのかを考えることで、不要な牌を見極められるようになります。

③外すターツを決める

手が進み、「三四・六八・56」の中から外すターツを決めます。これは比較的わかりやすく、リャンメンターツよりも残す優先順位の低い「六八」のカンチャンターツを外すのが良いです。仮に「56」の部分が「89」のペンチャンターツであった場合は、順子になりにくい「89」のターツを外した方が良いです。

④テンパイになる牌を増やす

リャンメンターツ+リャンメンターツの1シャンテンのところに「5」を持ってきました。これを残すことにより、1シャンテン→テンパイになる牌が増えます。

「5」がくる前の1シャンテン→テンパイになる牌は、4種16枚でした。これに「5」が加わることで、「④・5」が刻子になってもテンパイになります。そのため、「5」がきた後の1シャンテン→テンパイになる牌は、6種20枚になります。ちなみに、このような「リャンメントイツ(3枚でリャンメンターツとトイツを構成しているもの)+リャンメンターツ+トイツ」の1シャンテンのことを完全1シャンテンといいます。これは、実戦でよく見かける優秀な1シャンテンの1つです。

まとめ

  • 捨てる牌は消去法で決める
  • 序盤は孤立牌を整理する
  • 手牌が整ってきたら、臨機応変な対応が求められる

以上、13枚麻雀の考え方についてでした。消去法で牌を捨てることにより、14枚ではなく、候補に挙がった2~4枚の中から捨てる牌を選べます。さらに捨てる牌の優先順位をあらかじめ決めておくことで、毎回どの牌を捨てれば良いのかが明確になります。

手牌を進めるポイントとしては、序盤は孤立牌を整理します。手牌が整ってきたら不要な牌の見極めや外すターツの選択など、臨機応変な対応が求められます。そこが麻雀の難しいところであり、面白いところでもあります。

今回までで、4面子1雀頭をつくるコツ(基礎・基本)を解説しました。今後は、これらの基礎・基本を応用した内容について解説していきます。