【永久保存版】シャドウバースの効果処理まとめ!!【シャドバ】
このページでは、シャドウバースの効果処理について解説していきます。効果処理は、理解すればするほど自身の実力を向上させることができます。そのため、基本的なことから応用的なことまで、段階を追ってわかりやすく解説していきたいと思います。
基本編
シャドウバースでは、効果がトリガー(発動条件を満たすこと)した順番通りに処理が行われていきます。そのため、まずは効果がトリガーするタイミングについて解説します。
効果がトリガーするタイミングについて
効果テキスト | トリガータイミング |
ファンファーレ | 場に出た時の前 |
場にフォロワーが出るたび | 場に出た時と同時 |
ラストワード | 破壊された時の前 |
フォロワーが破壊されるたび | 破壊された時と同時 |
攻撃時 | 攻撃した時と同時 |
交戦時 | 攻撃した時または攻撃された時と同時 |
ポイントは、
- ファンファーレ>場にフォロワーが出るたび
- ラストワード>フォロワーが破壊されるたび
の優先順位で効果処理が行われることです。
ファンファーレ>場にフォロワーが出るたび
自分の場に「アーチャー」がいる状態で「エンシェントエルフ」をプレイした場合、「エンシェントエルフ」→「アーチャー」の順に効果がトリガーし、処理が行われていきます。そのため、「エンシェントエルフ」の効果で「アーチャー」が手札に戻り、「アーチャー」の効果は未遂に終わります。
ラストワード>フォロワーが破壊されるたび
自分の場に「幽霊屋敷」がある状態で「ボーンキマイラ」が自分のターン中に破壊された場合、「ボーンキマイラ」→「幽霊屋敷」の順に効果がトリガーし、処理が行われていきます。そのため、「ボーンキマイラ」の効果で「スケルトン」が場に2体出た後に「幽霊屋敷」の効果で「ゴースト」が場に出ます。
以上、効果がトリガーするタイミングについてでした。次に、同時に効果がトリガーした場合の優先順位について解説していきます。
同時に効果がトリガーした場合の優先順位
アクティブプレイヤー>ノンアクティブプレイヤー
同時に効果がトリガーした場合は、第一に「アクティブプレイヤー>ノンアクティブプレイヤー」の優先順位で効果処理が行われます。
「茨の森」の効果が付与されている「フェアリー」が「オウルキャット」に攻撃した場合、先に「フェアリー」の交戦時効果が発動し、「オウルキャット」を倒すことができます。反対に「オウルキャット」が「フェアリー」に攻撃した場合、先に「オウルキャット」の交戦時効果が発動し、「フェアリー」を倒すことができます。
先に場に出したカード
第二に「先に場に出したカードの効果」が優先的に処理されます。
「漆黒の剣鬼」→「ブラックスワン・オディール」という順番でプレイした場合、ターン終了時に「漆黒の剣鬼」→「ブラックスワン・オディール」の順に効果がトリガーし、処理が行われていきます。反対に「ブラックスワン・オディール」→「漆黒の剣鬼」という順番でプレイした場合、ターン終了時に「ブラックスワン・オディール」→「漆黒の剣鬼」の順に効果がトリガーし、処理が行われていきます。
また補足として、このケースで自身のリーダーにターン終了時に効果を発揮する能力が付与されていた場合は、フォロワーよりも先にその能力が発動します。
効果テキストの上に記載されている効果
フォロワーに新しい効果が付与された場合、「元々のフォロワーの効果>付与された効果」の優先順位で効果処理が行われます。
「静かなる炎将・マーズ」の効果が付与されている「ファングスレイヤー」 が攻撃した場合、先に「このフォロワーの攻撃力の値」と同じダメージを相手のリーダーに与えてから攻撃力が+1されて攻撃が行われます。(つまりこの場合は、3ダメージを与えてから攻撃力が4になります。)
ここまでが効果処理の基本となります。次に応用的なことについて解説していきます。
応用編
相打ちはアクティブプレイヤーのフォロワーから破壊される
「シャドウリーパー」 対 「ベレヌス」
「ベレヌス」で「ユニコーンの踊り手・ユニコ」に攻撃して相打ちした場合、「ベレヌス」→「ユニコーンの踊り手・ユニコ」の順に破壊されます。そのため、「ベレヌス」→「シャドウリーパー」の順に効果がトリガーし、処理されることになり、「シャドウリーパー」を破壊することができます。
反対に「天弓の天使・リリエル」で「ベレヌス」に攻撃して相打ちした場合、「天弓の天使・リリエル」→「ベレヌス」の順に破壊されます。そのため、「シャドウリーパー」→「ベレヌス」の順に効果がトリガーし、処理されることになり、「+1/+1」されてからランダム1ダメージが飛びます。
「ワイト」 対 「冥守の戦士・カムラ」
「不死の大王」で「冥守の戦士・カムラ」に攻撃して相打ちした場合、「不死の大王」→「冥守の戦士・カムラ」の順に破壊されます。そのため、「ワイト」→「冥守の戦士・カムラ」の順に効果がトリガーし、処理されることになり、回復よりも先にダメージを与えることができます。
反対に「冥守の戦士・カムラ」で「不死の大王」に攻撃して相打ちした場合、「冥守の戦士・カムラ」→「不死の大王」の順に破壊されます。そのため、「冥守の戦士・カムラ」→「ワイト」の順に効果がトリガーし、処理されることになり、ダメージを与えられる前に回復をすることができます。
全体ダメージは同時ではなく1体ずつ順番にダメージを与えている
このケースで「血餓の女帝」をプレイした場合、相手の「ラビットネクロマンサー」(以下、ラビネク)3体に同時ではなく1体ずつ順番に2ダメージを与えていくという処理が行われます。そのため、次のような処理になります。
1.(①ラビネクAのラストワード効果がトリガー)ラビネクAに2ダメージを与え破壊(②血餓の女帝の追加効果がトリガー)
2.(③ラビネクBのラストワード効果がトリガー)ラビネクBに2ダメージを与え破壊(④血餓の女帝の追加効果がトリガー)
3.(⑤ラビネクCのラストワード効果がトリガー)ラビネクCに2ダメージを与え破壊(⑥血餓の女帝の追加効果がトリガー)
その結果、次のようなダメージの与え合い方をします。
・①2ダメージを受ける→②1ダメージを与える→③2ダメージを受ける→④1ダメージを与える→⑤2ダメージを受ける→⑥1ダメージを与える
昨日出した問題の答えは「2点ダメを受けてから1点ダメを与えるを3回繰り返す」です。ラストワードがトリガーするタイミングは「破壊された時の前」なので、血餓の追加効果よりも先にラビネクの効果が発動します。そして血餓の全体ダメージ効果は、左側から1体ずつ順番に2ダメージを与えています。 pic.twitter.com/WcsbMqfIt6
— レイン@林檎ん (@rain_shadowvers) 2017年8月26日
また、「バハムート」や「卵の大爆発」などの全体破壊や全体ダメージは、アクティブプレイヤーの先に出したカードから順番に1枚ずつ破壊またはダメージが与えられていきます。
この盤面で「バハムート」(ナーフ前)をプレイした場合、画像内の番号順にカードが破壊されることになり、その順番通りにラストワード効果が発動していきます。
【効果処理手順】
①こちらの「凍りづけの巨象」のラストワード効果で「インペリアルマンモス」が場に出る ②こちらの「よろめく不死者」のラストワード効果が発動する(しかし、相手の場にはフォロワーが1体もいない) ③相手の「凍りづけの巨象」のラストワード効果で「インペリアルマンモス」が場に出る ④相手の「よろめく不死者」のラストワード効果でこちらの「バハムート」か「インペリアルマンモス」どちらかをランダムで破壊する ⑤相手の「よろめく不死者」のラストワード効果で④で破壊されなかった方のこちらのフォロワーを破壊する
その結果、以下のような盤面となります。
効果のトリガー時の数値を参照する
「若き鬼狩人・モモ」 対 「獅子の豪傑」
「若き鬼狩人・モモ」で「獅子の豪傑」を攻撃した場合、「若き鬼狩人・モモ」の効果がトリガーするタイミングでは「獅子の豪傑」の攻撃力は4です。そのため、攻撃が行われた時に「獅子の豪傑」の攻撃力が5になっていたとしても「若き鬼狩人・モモ」に「必殺」は付与されません。
「ブラックスワン・オディール」 対 「冒涜の墓場」
こちらのターン終了時、「ブラックスワン・オディール」の効果で相手のフォロワーを破壊し相手のネクロマンスが4以上になりますが、「冒涜の墓場」の効果がトリガーするタイミングではネクロマンスが3以下であるため、「冒涜の墓場」の効果は発動しません。
豆知識編
お互いに効果を及ぼす場合はアクティブプレイヤーの方から効果を受ける
効果テキストに「お互い」や「自分と相手」などのフレーズが入っている場合は、「アクティブプレイヤー→ノンアクティブプレイヤー」の順にその効果を受けます。そのため、「デモンストーム」や「鮮血の花園」などの効果でお互いのリーダーの体力が0になった場合は、アクティブプレイヤーの負けとなります。
また、「マジカルガール・メルヴィ」や「ルーキーマジシャン・サミー」などの効果でお互いがライブラリーアウトした場合は、アクティブプレイヤーの負けとなります。
フォロワーの攻撃は全ての効果処理が終了してから行われる
「イスラーフィール」で「シャドウリーパー」を攻撃した場合、まず「イスラ―フィール」の効果で「相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに2ダメージ」を与えます。次に「よろめく不死者」のラストワード効果が発動します。(この効果で「イスラ―フィール」が破壊された場合、攻撃は未遂に終わります。)
そして「純心の歌い手」のラストワード効果で1ドローした後に「シャドウリーパー」の効果が発動し、破壊された自分のフォロワーの数だけ「+1/+1」します。これで一連の効果処理が終了したので、最後に「イスラ―フィール」で「シャドウリーパー」に攻撃を行います。
2体以上のフォロワーに与えるランダムダメージはその順番もランダム
相手の盤面に「闇の従者」と「ゴーストライダー」がいる状態で「エルフの双撃」をプレイした場合、ダメージを与える順番はランダムであるため、「闇の従者」の効果で場に出る「リッチ」に「ゴーストライダー」の効果で「守護」が付与することがあれば付与しないこともあります。
まとめ
以上、シャドウバースの効果処理についてでした。このページを読んで少しでも効果処理に興味を持ち、理解を深めることができたなら非常に嬉しいです。